人間失脚

恥の多い生涯を送っています

2019年総括

年も明けて数日経つけど、今更ながらいつかの自分のために思い出せることをまとめておこうと思う。

 

2019年は3年ぶりにこのブログを動かしただけでも上出来だと思う。

それ以前の下書きを見ると、最後の記事が2016年の総括だったが、途中で力尽きている。

2016年はTHE YELLOW MONKEYの再始動告知にて文字通り始まり、アイドルマスターSideMの担当ユニットに声がつき、『HiGH & LOW THE MOVIE』との出会いがありと楽しい思い出も盛り沢山だったが、M.A.D・TYMS JAPAN TOUR・そしてPARTY ZOOと度重なる遠征に疲弊していったり(M.A.Dでは繁忙期なのに仕事を休みすぎて職場の空気が最悪になったのと、PARTY ZOOでは主催ながらけんさんの出番が20分くらいしかなかったのもある)、SideMのコンテンツ展開のマンネリ化(現状からすればこの時点でマンネリ化とか笑っちゃうけど……)への悲観やいわゆる村社会での疲弊であらゆる気力を失い、惨憺たる2017年正月を迎えることとなった。

その後悔の意味で総括をしようとしたのだろうが、それさえも完遂することができなかった。

あれほどドン底の気分はその後味わってはいないが、その後3年間は何をやってもイマイチ頑張りきれないというか、何事も一歩引いてしまったような気持ちがずっと続いている。

 

2016年の総括で終わりそうだな。

また力尽きてしまう前に2019年の総括をまとめないと……

 

 

1月

祖母が亡くなった。

しかしその1週間後にはHYDEの誕生日に開かれる黑ミサに参加するため和歌山にいた。

祖母には晩年つらい思いをさせてしまい後悔ばかりが残るが、せめて大病もせず、意識のしっかりしたうちに自宅で亡くなれたことは幸せだったかなと思う。
これで祖父母の代は全員亡くなったのだが、全員に対してそれぞれ後悔がつきまとう。それはもう必ずついて回るものなんだろう。

それで初七日も終わったし(初七日の日だったかもしれない)良いよね!とばかりに和歌山に行きました。葬儀前ならまだしもこればかりは諦められない。しかもSS席だったし……
人生で初めて、ついに和歌山の地に上陸したのと、まさか和歌山でHYDEのライブを見る日が来るとはという旅情と感慨がすごかった。
そのくせ始まる前から「けんちゃん来てくれないかなぁ」と話していたら、本当に来た。
こんなに望んだ通りのことになることある!?
HYDEがこの日は初めから終わりまで、ショーとしてキチンとやろうとしてるのが見てわかったから、その空気もぶち壊すけんさんのパワーと、はいどさんの周りの人達からの愛されぶりに、尊いという言葉はこういうときのためにとっておくものなんだなぁと思いました。
先の幕張公演ではおばあちゃんの話をしていたらしい。EVERGREENを歌う前に「この曲を和歌山で歌う日が来るとは……」と言っていたけど、自分もこの曲を自分に引きつけて聴く日が来るとはな、と思いました。

和歌山という土地も、海が本当にすぐそばにあって、山があって、いい感じに田舎だけど県庁所在地なりの街があって、本当に郷愁を掻き立てられる良いところだった。
あとみんなはいどと同じ優しい関西弁で喋る。みんな和歌山には珍しい大雪にテンションが上がっていて、暖かい気候について話していると喜んで話しかけてくる。
こんな良いところで育ったはいどさんの事を思うと無性になんとも言い難い気持ちになります。幼い頃の影を見たような。
こんなこと言っとりますがはいどの通っていた保育園も小学校も中学校もバッチリ行った(FC会報に掲載されていたからそれなりの根回しはしてあるのだろう…たぶん……)。

 

2月

1月から話が長過ぎる。

2月は繁忙期。何も憶えてない。仕事してた。

12月とラルクリと黑ミサの思い出だけでも処理しきれないで生きてる

 

3月

3月も繁忙期で仕事仕事の日々だが、SideMのプロミがこの時だったな。

金曜は仕事的に絶対に抜けられなくて、SideMの見られる可能性のあるイベントを初めてライビュすら飛ばした。

土日は仕事を休んで行ってしまったけど、正直アンケート式朗読劇とかアンケート集計結果とかはなくてもな~…シャッフルも楽しいけどさ~……と思っていたが、サイバネシリーズキャストによる朗読劇からの『Genesis Contact』が予想以上に演出が良く、それだけでプロミは滅茶滅茶に良い思い出になっている。
朗読劇の合間や曲中のブレイクで会場のそこかしこからすすり泣きが聴こえてきたのがものすごく印象的だった。
「みんな泣いてるよw」と言おうと隣の妹を振り向いたら妹も号泣してた。

ただ…土曜はアリーナ2列目か3列目の超良席だったんだけど、後ろのきくちくんガチ恋芸イキリキッズが延々大声で文句垂れてるわ、椅子蹴るわ、私の椅子の背でUO折るわの暴れっぷりで本当に腹が立ったし未だに覚えてる…クソ客と近かったときの恨みって絶対に忘れねぇな。2016年のドラミもそうだけど。
厄介なんて面白おかしい言葉で済ませたくないな。ワルぶって注目浴びようと必死になってる中学生みたいで、鬱陶しいを通り越して恥ずかしい
まぁ係の人はもうちょっと声かけやすいところにいてほしいなと思いました。

 

4月

最繁忙期。でも2019年から働き方改革で週に1度は休みが取れることとなり、かなり楽になりました。

GWに中国に行くことになったので、仕事の合間を縫ってパスポートを更新したり、旅行グッズを揃えたりしました。
本当はモロッコに行きたかったんだけど、モタモタしてるうちにどこのツアーもキャンセル待ちになってしまって…旅行好きの間でのモロッコ人気を思い知った。
そこでまだ枠があり、日程的にもちょうど良かったため、中国は雲南省のシャングリラに行くツアーに参加することに。

もともとシャングリラにはいつか行ってみたかったんだけど、折しもピエール瀧が逮捕され、タイミング的に今しかないでしょう、夢でKISS KISS KISS、ということで。
他に回る街(大理、麗江)は正直全然知らなかったけど、ツアーの紹介写真とGoogleストリートビューの写真を見たら滅茶滅茶いいじゃんと。テンション上がっちゃって。DANDAN心魅かれていきました。

いつか行ってみたいと思ってたけど、自分的にはまぁ夢物語みたいな感じで、行くとしてももっと旅慣れてから、最低限まず中国の都市部で慣らしてから……と思っていたので、まさか本当にシャングリラに行けることになるとは…本当に行くのか……?という気持ちでしたこの時は。

 

5月

そして4月末から雲南省へと旅立った。
その間に日本では元号が変わり、元号が変わったその日、私は標高3000m超のシャングリラで高山病と戦いながら、バター茶を飲んで眉をひそめ、チベットの若者のサークルモッシュを目の当たりにしていた。

中国旅行の記事は別でちゃんとまとめたいなと思っているうちに年が変わってしまいましたが、ここでは語りきれないので今回は省略。上記のような最高の令和幕開けを迎えたこと、生涯忘れたくないな。

帰ってきて翌週にはSideMの4th LIVEだった。さいたまスーパーアリーナという大会場で、しかも1日目はまたアリーナ3列目という神席だったにも関わらず、セトリの流れが悪すぎる・そもそもWTシリーズに大義名分もなんもない・その上曲数が少ない・更にアリーナ前方の音響が悪すぎて反響でMCで何言ってるかさえ分からない・オマケに開演前に流れる映像の世界地図で地中海が埋め立てられイタリアが消滅しているという意味不明さで、なんか…なんとも……なライブになってしまった。せっかくのたまアリなのにどうしてこうなってしまったんだ。2日目のグロモメは良かったです。

1週あけて第4週目はTHE YELLOW MONKEYのツアーで福井にいた。これも先にチケット抑えたのに急に妹が遠征ほぼ行かないと言い出すスッタモンダがあったけど、結果的には楽しかった。
イエモン以外でもアルバムツアーというもの自体久々で(執心しているバンドのアルバムが出ない)、この公演は「あ~アルバムツアーってこんな感じだったな~」と思い出した感じ。2時間で終わるし。♣公演はその後に行く♢♡よりコンパクトな印象だしね。でも曲の力って大事なんだなぁと、2週前のライブと比較して再確認。

ちなみにこの公演の翌日にはそのまま渋谷に向かい、担当の中の人達のイベントに参加していた。我ながらとんでもない5月だった。

 

6月

父がまぁ怪我のようなもので入院。そして手術。

家はバタバタしているし、妹はどうしても参加できないということでイエモン秋田公演のチケットも確保していたけど諦める。話によるとこの日のライブがすごく良かったらしくて、いつか映像化しないかな…と思っている。

しかしHYDEのツアーは行った。東京2日目だったかな。HYDEのソロのライブはいつ見ても「HYDEのソロのライブだなぁ」という気持ちになってしまう。なのでツアー最序盤でしたがこの日しか行っていない。でもこの後ラルクファン燃やしにかかるようなことばっかり言ってたみたいなので、それで正解だったなと思います。1月の頃のような気持ちでずっと応援してたい。はぁ

SideMではWTロシアで神谷幸広くん上位イベントがありました。チムイベはちゃんと参加しないことにしているので(仕事的にも無理)1月?のワルキューレはスルーでしたが、ここから怒涛の神谷幸広くん上位キャペーンが始まることをこの頃は何もわかっていなかった。
なんか知らんけどボーダーが死ぬほど伸びて、特効は引けずに特効無しで、生きる意味を考えながらなんとか500位に食らいつきました。最終日に神楽坂のちょっとお高いお店にご飯食べに行きながらポチポチしてたのはほんとギャグ

L'Arc~en~Cielのツアーが発表されたのもこの頃だったっけ。この頃だったか?マジで今更アリーナツアーなんてやると思ってなかったのでテンションをどうしたら良いかが分からない。今後一生アリーナツアーなんてないかもしれない…とこの時は全通する気マンマンでいた。その後、誰もチケットが満足に取れない阿鼻叫喚地獄に陥るとは露知らず……

 

7月

イエモンたまアリ両日参加。これがもう本当にめちゃめちゃ良いライブだった。正直福井の感じでだいぶフラットなテンションで臨んだけど、アリーナ最後方でありながら1日目の♢公演のセトリが最高で、この日は盛り上がりも尋常じゃなく、3年ぶりにブログを更新し、同じ♢の仙台のチケットも今更取ってしまうほど良かった。2019年ベストアクトは黑ミサかこの日です。

2日目はアリーナA通路席で(2019年、チケ運がぶっ壊れていた)、めちゃめちゃステージ見やすいわ、花道すぐそこでメンバー降りてきてくれるわで前日とは別の意味で盛り上がった。もちろんライブも最高。この2日間の思い出が大きく、本当に良いツアーになりました。

 

8月

そして衝動的にチケットを取った仙台公演へ。この日は声は掠れていたけど、最後の♢公演をやりきるといった気迫に満ちた公演でした。1日だけ見て日帰りで帰宅。

あとは友達と飲んだり、居酒屋えぐざいるに行ったり、SideM5周年企画で池袋で遊んだり、父の回復祝いに家族で1泊で温泉に行ったりと、夏らしいことはあまりできなかったけどそれなりに楽しく過ごしていた気がする。オタクなので1ヶ月のうちに3度も池袋に行ってしまった。

8月には東京ステーションギャラリーでメスキータ展を見た。これは本当に、メスキータという作家を知れたことがまず良かった。そして作品もとてもカッコいい。展覧会の感想は旅と飯用のTwitterアカウントにまとめるようにして良かった。それらもまとめて2019年総括・展覧会編を書きたい。

それとSideMでは満を持してのBest Game2のイベントがあったんだ。これも怪文書をしたためるレベルで狂っていたけど、一番狂っていたのは課金額です。

 

9月

HYDEPARKで2017年の黑ミサ TOKYOの映像を見る。あの当時の衝撃と感動には敵わないが、やっぱりハイドと並んでギターを弾くけんさんは良い。商品化してくれ

そして長きに渡ったイエモンツアー、自分の最終日は福島♠公演となりました。この日SUPER指定席だったんだけど正直たまアリのほうが全然座席良かった……笑 でも良いライブでした本当に。この日も日帰り。
その前にドームツアーが発表されていたこともあり、「好きなバンドが活動している!」という事実に多幸感に包まれていた頃。まぁその後ドームツアー終わったら休む発言が出てくるんですけど。

消費増税に備えiPad Proや4Kチューナー内蔵のBlu-rayレコーダーなどデカい買い物をする。あといつの間にか家にPS4が増えていた。

神谷幸広くん31日ぶりの上位イベントがあり、本気で意味が分からなくなった。初めて無課金で100位以内入賞できてしまい、色々先行きを案じる。

 

10月

てっちゃんバースディライブでアンフィに。アンフィはSideM1st以来だったけど、本当に見やすくて良い会場です。
お祝いにボビー・オロゴンが来てくれたり、本当に楽しくてハッピーなライブだったんだけど、和歌山より断然近いのにメンバー誰も来てくれないどころか花も送ってくれないのか…という気持ちになったり……

あとはバンナムフェスがありました。実はぜんぜん期待してなかったんだけど、1日目が異常なほどのSideM推しで、申し訳ないなぁとは思いつつもめちゃめちゃ楽しかったです。西川貴教さんには歴代のあらゆるジャンル(BASARA、ガンダム、L'Arc~en~Ciel)でお世話になりっぱなしです。
東京ドームという会場に自分は思っていたより思い入れがあるらしく、東京ドームに立つSideMのメンバーになんだかものすごい感慨深くなりました。

それと誕生日記念に遠出してご飯を計画してたんですが、未曾有の台風で家から一歩も出られなくなりました。

 

11月

前半2週間に渡り研修施設に文字通り軟禁されていました。本当に屋外に出ることが無いので、久しぶりに外に出て心から「シャバの空気ンめ~ッ!」と口にする。いや楽しかったけどその間のあらゆる負債が未だ返しきれてないし浦島太郎感がすごい。

収監前に「もう終わっちゃうから見ないと!」とHiGH & LOW THE WORSTを見に行ったのですが、村山卒業があまりにもつらくて、衝撃的で、出所したその足でまた見に行きました。
いや薄々感づいてはいたけど…でもキャラクターは成長していくのに、お前は……?と突きつけられているようで……HiGH & LOW シリーズ、ひいてはEXILE TRIBEの健康な新陳代謝とオタクの執着、相性が最悪すぎる
あと小田島クン人気でザワからハイロー見ましたみたいな人たちがぜんぜん村山の話してないのにショック受けたよね。彼らは彼らで学期が変わってから開かれる離別式で全然知らん先生のお別れの挨拶を聞かされる新1年生みたいな気持ちだったんだろうが、しかし、しかしだよ

 

12月

久しぶりの友達と飲んだり、また赤坂にうまいもの食べに行ったりとまぁまぁ年末感あったかな。でももっとクリスマス堪能したかった。ここ2年黑ミサTOKYOとラルクリがあったからね……

12月28日、代々木のTITBに2分の1L'Arc~en~Ciel(北方領土みたいに言う)が参加しているが、どうしてもこの日だけは譲れないのでTHE YELLOW MONKEYを見にナゴドにひとり降り立っていました。

いや~~ほんとに盛り沢山でしたね!!これもまた最高に良いライブでした。やっぱりイエモンはライブがカッコいい。これも感想まとめたいと思ってる間に正月休みが終わる。

最近のポケモンには老害的に気に入らない部分もあったり、サンムーンがキャラクターがオタクくさくて途中でモチベ下がって未クリアなのもあり、もう自分はポケモンの客じゃないんだと潔くスルーするつもりでしたが、SNS上で今回だいぶ楽しそうなのと陰キャの俺にも優しい黒ギャルがいるという雰囲気を感じ取りSwitchもろとも買ってしまいました……良いんだリングフィットアドベンチャーもやるから……

結局やるべきこともやりたいことも何一つ片付かず元日からのプレイになるのですが。

 

 

思い返すとなにかのコンテンツのイベントしかほぼない。

コンテンツがあるから生きているし、コンテンツが途切れたら酸欠で死ぬかもしれない。

そんな感じで来年もまた見てくれよな!