【展覧会レビュー】三菱一号館美術館『三菱一号館美術館コレクション<Ⅱ> 「トゥールーズ=ロートレック」展』
2011年の12月10日に行ったロートレック展についてのTwitter覚書です。
すごくボリュームのある展覧会でした!
同じ絵の別バージョンを比較展示してたり、刊行物をそのまま展示してあったりと、趣向を凝らした充実した展示でした。キャプションも詳しかったし
あと、今回の展覧会はポスターとかのメインデザインがすごくポップで明るく、やさしいかんじで、ロートレックの作品にまつわる退廃的な感じを極力抑えて、友人や家族に愛された画家っていう側面をすごい強調した感じ。
ロートレックは作者自身の、幼い頃の事故で下半身の成長が止まってしまったというエピソードや、晩年の心身を病んだ姿を真っ先に思い出してしまいますが、周囲の人々に愛された画家、という点を強調することでやさしい展示になっていたと思います。
1894年建造の三菱一号館の雰囲気にあっていてよかったです
それに比べて、次回開催のルドン展のメインデザインふざけすぎwwwwww
ルドン好きだから見に行くけど、楳図かずおじゃねーんだぞ!というwwwwwwwひどいわwwww
ロートレックの絵の跳ねるみたいな曲線と大胆なポスターデザインは参考にしたい。ダンサーの脚のラインとかたまんねー
図録が欲しかったのですが、行ったときは金欠で買えずじまい。ざんねん……
写真は美術館の庭に咲いていたバラ。冬だというのに元気に咲いてました。そういう品種なのかな?